無事にビザが取得できたら、次のステップとして私がオススメするのは銀行口座の開設です。(ビザ申請前にすすめても構いません!)
⇒ビザ取得までの道のりについては記事①、記事②、記事③を参照ください。
アメリカの銀行口座なく留学してしまったときに、よくあるトラブルは
- 当座の資金として現金を持参すると危ない
- 銀行口座がないと賃貸契約できない
- 住所が決まらないと銀行口座が開けない(2と3の悪循環)
- 銀行口座を開設しても実際に使いこなすまで時間がかかる
など
特に、最初に居を構えるまでは不安ですよね。学生寮などが決まっている人はいいですが、家探しから始めなければならない人は本当に大切なポイントです。
実際の体験談
銀行口座はあらかじめ開いておくと便利!
いろいろな理由から、あらかじめ銀行口座を開いておくことをおススメします。
- 銀行口座は社会的信用の証
- 賃貸契約などがスムーズになる
- 電気など公共料金支払いができる
- 住所の証明に使える
など。特に最初の2つは、渡米してすぐの頃は極めて重要です。NYの電力会社Con Edisonはクレジットカード払いにすると手数料が上乗せされるので、口座振替の方がオトクになります。
留学前にアメリカの銀行口座を開く方法
①ユニオンバンク
一番、便利で簡単な方法です。ユニオンバンクは三菱UFJ銀行傘下のアメリカの銀行で、日本人向けに様々なサービスを展開しています。三菱UFJ銀行に口座を持っている人であれば誰でも申し込めます。申込はこちら
留学する人にとってユニオンバンクが便利なところは、
- 日本にいながら口座を開ける。
- アメリカのバンキングサービスを提供している。
- 日本語で対応してくれるコールセンターがある。しかも受付時間が長い。
- 各種手数料は他行並みか、少し安いくらい。
- ATMは西海岸を中心に多数設置。(西海岸以外にはほとんどありませんが、西海岸以外に留学する人にもおススメです。)
②ハワイに行って、ハワイの銀行を開設する。
ハワイに行く機会があればハワイで口座開設しておくと、取引銀行として使えます。多くのハワイの銀行は米国非居住者にも口座開設を認めています。(残念ながらオンラインや郵送での口座開設には対応していません。)こちら
【実体験】ユニオンバンク口座開設から送金まで
ここからは、実際に私がユニオンバンクのカリフォルニア・アカウントを開設してから送金するまでの日記です。
2017/1/10 三菱UFJ銀行(当時三菱東京UFJ銀行)で口座開設
2017/1/10 三菱東京UFJ銀行カリフォルニアアカウントプログラムのHPから申込書をダウンロード。
2017/1/11 必要事項を記載。開設する口座はEssential Checking accountは必須。Savings accountも開設(しなくても問題なし)。ATM Cardも同時に申し込み。三菱東京UFJ銀行宛に郵送。
2017/1/24 約2週間でユニオンバンク口座開設完了。口座番号等がわかる。オンラインバンキング登録。
2017/2/1 キャッシュカード兼デビットカード (ATM Card)受け取り。
およそ3~4週間あれば口座開設完了すると思います。
続いてユニオンバンクへ$1,515以上をEssential Checking account宛に海外送金をします。ユニオンバンクのEssential Checking accountでは毎月の預金残高が$1,500未満の場合、口座維持手数料が毎月かかります。私は新生銀行から送金しました。(注:新生銀行は現在店頭からの送金ができなくなっており、現在は新生Go Remitでの事前登録が必要です。登録には約1週間かかります。)
2017/1/30 新生銀行から$2000送金
2017/1/30 $2000着金、wire incoming fee (電信送金着金手数料-$15)
2017/2/13 新生銀行から$4000送金
2017/2/14 $4000着金、wire incoming fee (電信送金着金手数料-$15)
銀行によっては「中継銀行」を経由するため、実際に振り込まれる金額がここからさらに減額される可能性があります。多めに振り込むことをおすすめします。新生銀行からの海外送金では中継銀行を介さず着金していました。
これでアメリカ国内でバンキングサービスが受けられるようになりました。これで「銀行口座がないから賃貸契約を結べない」「住所がないから銀行口座が開けない」という無限ループからは逃れられます。
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