留学が決まって、まずしなくてはならないのが、ビザ申請の準備です。
「留学先からビザの説明をうけたけど、どういうことか分からない・・・」
「DS-160って何?DS-2019とどう違うの?」
「アメリカのビザは厳しくなっていると聞くけど、どうすれば通る?」
このブログがきっとお役に立てるはずです!
1.ビザ資格証明書の取得
アメリカビザ申請のためには、留学先から発行されるDS-2019 (Jビザ用のビザ資格証明書)またはI-20(Fビザ用のビザ資格証明書)という書類が必要です。DS-2019はこんな書類。
DS-2019やI-20はレターサイズの紙きれ一枚ですが、「米国滞在許可証」と「米国入国許可証(ビザ)の補助書類」を兼ねています。また、年間給与(あるいは、日本からの奨学金を受けている場合は奨学金の額)が記載され、年収を証明してくれます。パスポートと同じくらい重要な書類です。
留学先の担当者はDS-2019またはI-20を政府に申請するために、いろいろな書類を要求してくると思います。私の場合は以下のような手続きがありました。(留学先によって異なると思います。)
①Cover letter、CV (履歴書)、Reference (推薦状)を送付する
②専用のエントリーページ が開設される
③エントリーページを埋めていく。犯罪歴を調べますよという同意書にもサインさせられる←アメリカらしいと思った瞬間の一つです!
④推薦者を数人追加で用意して、その人たちにemailで簡単な調査が入る。
⑤DS-2019に必要な保険の加入証を送る。
留学中の保険については、下の記事を参考にしてくださいね!
全てパスすると雇用契約書とともにDS-2019が送られてきました。
この間約1ヶ月。担当の人の力量や仕事量によってはもっと時間がかかります。幸い、私の担当者は仕事が早かったですが、メールの返事が遅い人だと注意が必要かも…。
2.ビザ用写真の撮影
申請には写真のデータで十分なので、印刷は申請後で大丈夫です。ビザのオンライン申請時に写真が適合するかチェックがあります。
ビザ用写真は写真屋さんでも作ってくれますが、私が使っているのは「ピクチャン」です。アメリカビザ用のサイズを印刷してくれます。このサービスは写真データをオンラインでアップしてコンビニで印刷するシステムなので、自分で撮ったスマホ写真からでもビザ用証明写真が作れます。
注意点は白い背景、輪郭の周りに影ができないようにして、遠すぎず、近すぎずのところで撮影してください。
3.ビザ申請書類(DS-160)の作成
すべてオンライン申請です。リンクはこちら
記入事項が多いですが、間違えないように記入していってください。SEVIS IDとはDS-2019 or I-20の上に記載されている、Nから始まる番号です。
証明写真のデータをアップロードすれば終わりです。(この時に写真がビザ写真の基準に適合するかチェックが行われます。)終わったら申請書をプリントアウトして下さい。
ちなみにビザの写真が間に合わなかったり、基準を満たさなくても問題ありません。基準を満たさなくてもいいので、自撮り画像でもなんでもいいので、アップロードして、「このまま申請を終了する」と進んでください。大使館内にビザ用写真の機械があるので、そこの写真を最終的に使用することが可能です。
4.面接予約と面接費用の支払い
こちらから面接を予約して下さい。Fビザ、Jビザの申請費用は2020年現在 $160です。(大使館レートで日本円に換算されて請求されます。)支払ったのちに面接予約ができるようになります。予約確認票をコピーしておいて下さい。東京はほぼ毎日、大阪は週に2回程度、面接枠があることが多いです。福岡、札幌と沖縄には面接枠はほとんどありません。
渡航までに時間がない人(F, Jビザの人はプログラム開始まで2週間未満)は、緊急面接を受けることが可能です。
5.SEVIS費用の支払い
F,M, Jビザを申請する人はSEVIS費用 (I-901 Fee)を支払う必要があります。面接費用とは別の費用です。同行家族の場合(J-2, F-2など)は、留学する本人が支払っていれば大丈夫です。こちらへアクセスして、上の方の”PAY I-901 FEE”をクリックします。SEVIS IDやProgram number, School codeなど必要事項をDS-2019やI-20を参考に記入します。申請料金はF, Mビザの人は$350, Jビザの人は$220必要です。(2019年まではF-1 $200, J-1 $180でした。すごく高くなってますね・・・)領収書をコピーしておいて下さい。この領収書はビザを更新する場合も必要ですので、留学が終了するまで絶対に捨てないでください。
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